「わんまいる健幸ディナー」は宅配冷凍弁当の中でも、トレイでレンチンではなく、湯せんや流水で解凍していただくお弁当。「おいしくて、簡単で、健康的」にこだわって作られています。
一人暮らしをしている母(83歳)と一緒に湯せん、流水解凍をしてみました。
わんまいる健幸ディナーを実際に食べてみた感想をご紹介します。
わんまいる健幸ディナーが到着!

わんまいるを公式サイトから注文し、指定したお届け日時に到着しました。前日にはクロネコヤマト便のお荷物伝票番号の連絡が来ていたので、心配はありませんでした。
段ボールの大きさ時は約(縦)18cm×(横)25cm×(高さ)14cm、その中に主菜と副食2種類が小袋にパックされて5食分、わんまいるの紹介冊子が入っていました。
コンパクトなサイズで、冷凍庫に空きスペースが少なくても、5袋バラバラにすれば入れることもできます。トレーのお弁当ほどかさばらないので、空きスペースの心配がいらないのもいいですね。
価格(税込) | 送料(税込) | |
わんまいる定期コース | 5食4,480円 初回購入3,980円 |
935円 (北海道・沖縄は2,145円) |
わんまいる健幸ディナーを実食!

主菜と副菜2つが1セットになっている小袋を、中の袋も一緒に切ってしまわないように注意しながら取り出します。
鍋にお湯を沸かして、「湯せん」と表記された袋は鍋に入れ、再沸騰してから5分待ちます。「流水」は水を入れたボールに浸します。
青森産イカ、大根と厚揚げの炊き合わせ

青森産いか、大根と厚揚げの炊き合わせ | 湯せん | いか、大根、厚揚げ |
じゃが芋と高菜の炒め物 | 湯せん | じゃが芋、高菜 |
大根とにんじんのなます | 流水 | 大根、にんじん |
青森県八戸漁港で水揚したムラサキイカに大根と厚揚げを使い、出汁を効かせてじっくりと炊き上げました。イカに含まれるタウリンには、コレステロールを下げる働きがあると言われています。
副菜には、ごま油の風味を効かせた「じゃが芋と高菜の炒め物」とシャキッとした食感が楽しめ、ツンとこないお酢加減に、あっさりしておいしい「大根とにんじんのなます」をセットにしました。甘口の炊き合わせと三位一体でバランスのいいセットです。
わんまいる公式HPより
しっかり歯ごたえがあるけれどやわらかいイカと、とろけちゃうくらいに煮込まれた大根、しっかり出汁を含んだ厚揚げが、それぞれ主張しながらも味に統一感があって、とってもおいしかったです。
じゃが芋と高菜の炒め物のゴマ油の風味…は正直わからなかったんですが(温めすぎたのかな?)、ちょうどいい歯ごたえで、高菜の味がいいアクセントになっていました。
お皿に出した時は「ちょっと少ないかな」という印象でしたが、食べたら意外と満腹感を感じられました。
日南どりのからあげ

日南どりのからあげ | 湯せん | 鶏肉 |
なす、にんじん、こんにゃくの味噌炒め | 湯せん | なす、こんにゃく、にんじん |
トマトと卵の中華風 | 湯せん | スクランブルエッグ、玉ねぎ、ミニトマト、みじんねぎ |
大分県の郷土料理「とり天」の名を全国に知らしめた鶏調理専門のデリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上げています。
副菜はコクのある味噌仕立てにした「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と、ごま油香る炒め物「トマトと卵の中華風」をセットしました。にんじんに含まれる抗酸化作用のあるβカロテンが、茄子に含まれるナスニンの働きをさらにアップしてくれます。
わんまいる公式HPより
1皿にのせるとかなりボリュームがありますよね。醤油、しょうが、にんにく、こしょうでしっかり下味が付いた鶏のから揚げは、冷凍とは思えない、文句なしのおいしさです。
ただ、湯せんは再沸騰してから5分ちゃんとしたんですが、解凍が完全でないのがあって、水っぽい唐揚げも。それだけレンチンしちゃいました。
鍋に3袋いっぺんに入れて解凍したので、たまたまお湯に入り切っていなかったのかも?しれません。
厚みがある食材の場合は少し長めに湯せんするのがおすすめです。焼き魚やフライは、湯せんのあとトースターで3分ほどあぶると、パリッと仕上がるようです。
ちょっとしたひと手間でさらにおいしくいただけるのも、うれしいですね。
こってりと味噌の絡んだ味噌炒めも、スクランブルエッグも、うちでは出せない味だなぁと感心しながらおいしくいただきました。
国産牛肉の肉豆腐

国産牛肉の肉豆腐 | 湯せん | 牛肉、焼き豆腐、白菜、ごぼう、玉ねぎ、にんじん |
厚揚げとわかめの旨煮 | 湯せん | 絹厚揚げ、わかめ |
白菜とにんじんの甘酢漬け | 流水 | 白菜、にんじん |
明治初期兵庫県淡路島で創業された関西のホテル・レストランに卸される沖物産で製造いただいていて、1.0mmにスライスした国産牛バラ肉を軽くボイルして余分な脂を落し、焼き豆腐・白菜・ごぼう・玉ねぎ・人参を入れて、特製つゆで煮込みました。甘めのつゆが食材にじっくりしみ込んでいて、とき玉子をつけて食べたら最高です。残った煮汁をご飯にかけても美味しいです。
副菜には食材に出汁がよくしみこんだ「厚揚げとわかめの旨味」とさっぱり箸休めとして「白菜とにんじんの甘酢漬け」をご用意。わかめは低エネルギーで食物繊維が豊富、肥満や生活習慣病予防に効果があります。
わんまいる公式HPより
ちょっと汁気が多めのお皿になってしまいましたが…野菜たっぷりの、ボリュームあるおかずです。
肉豆腐は箸が止まらなくくらい、ちょうどいい味加減で、とってもおいしかったです。なんというか…とっても優しい味で、口の中にジーンと旨味が広がるって感じなんですよね。
逆に、甘酢漬けの味が濃く感じて、最後にちょっと残してしまいました。優しい出汁の味の中で、甘酢がさっぱりしすぎちゃったというか、量が多かったです。(個人の好みによると思います。)
わんまいる健幸ディナーのレビューまとめ

主菜には味が付いていて、副菜は薄味、だけど出汁の味がしっかりついていて、どれも食べやすくおいしかったです。(母は「おいしいわ」と汁まですすっていました。)
メニューにもよるんですが、解凍したあと汁が多めに出るものがあります。それらは別皿に入れるか、汁を切ってから皿に盛り付けないと、他の料理と混ざってしまいます。
汁が混ざって変な味になることはないんですが、酢の物メニューは別皿がいいかもしれません。
2皿または3皿に分けて盛り付けるのがおすすめですが、洗い物がその分増えてしまうのが難点ですね。
いっぺんにチンして食べるお弁当に比べたら、解凍にちょっと手間がかかりますが、料理に合わせた解凍方法で食べやすく、食感も作り立てのようでした。
ごはんをお茶碗に1杯プラスしていただいたんですが、量もしっかりあって満腹になりました。
母(83歳)にはちょっと量が多かったようで、主菜1品、副菜2品セットで1つの袋に入っているんですが、「2品出してみて、それで十分そうだったら1品は別の日に食べてもいいよね?」と言っていました。
1食平均400kcal以下、塩分3.5g以下でメニューが決められているんですが…そこまでこだわらないのなら、自由に食べるのもいいし、量を調整できるのも「わんまいる」ならでは。
わんまいるは、解凍に少し手間はかかりますが、安全な食材を使っていて、「健康的でおいしい食事を楽しむ」ことができるのが魅力的な冷凍弁当です。
湯せん、流水解凍の表示もわかりやすいので、高齢者でも問題なく、簡単に食べられると思います。
▼▼わんまいるの公式サイトはこちら▼▼

わんまいるの料金と基本情報
販売会社名 | 株式会社ファミリーネットワークシステムズ |
注文 | 電話・公式サイト |
料金(税込) | 5食4,480円 ※初回購入500円引き |
送料(税込) | 935円 北海道・沖縄・一部離島 2,145円 |
定期購入の解約 | 電話・メールで連絡 |
購入先 | 簡単、便利、美味しい「旬の手作りおかず・健幸ディナー」 |